女性は40代以降になると、更年期障害をはじめ、これまでに無かった様々な不調があらわれます。
大きな理由のひとつが、『女性ホルモンの減少』です。
40代以降は、女性ホルモンの分泌量が低下することで、生活習慣病や、身体のウィークポイントの不調があらわれやすくなるのです。
女性ホルモン減少で起きる具体的な症状
- 子宮筋腫
- 骨粗しょう症
- 逆流性食道炎
- 関節リウマチ
- しびれ
- めまい
- 不眠
- 冷え性
- 便秘・下痢
- 腰痛
- 高血圧
- 脂質異常症
- 動脈硬化
- 脳梗塞
- 狭心症
- 認知症
などのリスクが代表的なもので、これらのほとんどに『女性ホルモン』が影響しているのです。
さらに、女性は、閉経後により一層ホルモンバランスが崩れるため、なんと男性に比べ、1.5倍~3倍も認知症になりやすいと言われています。
女性ホルモン減少が関わる症状を感じた時は
個人差はありますが、多くの女性が、40代以降、女性ホルモンの減少によってあらわれる不調を、経験しています。
40代 Aさん
40代になってから、めまいの頻度が高くなった気がします…
40代 Bさん
40代になり、急に血圧が高くなりました。
と、自覚される体調の変化を感じた時は、我慢や放置をせず、女性ホルモンの影響を疑ってみる事が大事。適切な3段階のステップで、日常のつらさを緩和させる事ができます。
1.つらい症状をおさえる
まずは、感じている痛みや不快などの不調を放置せず、緩和してあげる事が大切です。身体にあらわれる症状はもちろん、落ち込みやイライラなど、メンタル面の症状も含みます。
2.より良い状態にするための対処
女性ホルモンが減少すると、骨盤を支える筋肉が弱くなります。そのため、頻尿や尿漏れ、粘膜も薄くなるため、ドライスキンやドライマウスなどの症状が。
3.将来に向け予防する
女性ホルモンは20代をピークに、だんだんと減少を続け、閉経後はついに、女性ホルモンはゼロになってしまいます。ですので、つらい症状が緩和されたからといって安心せず、先の将来に向けての予防も、積極的に行って行きましょう。
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